社長あいさつ

「生産者様のお役に立つ
企業であり続けるために」

私ども東都興業株式会社は2018(平成30)年6月、創業55周年を迎えることができました。現在の規模にまで業容を拡大し今日を迎えられましたのも、お取引先様をはじめ関係各位のご支援ご鞭撻の賜物であり、また、事業運営にご尽力を頂いた多くの先達の方々のお陰であると改めて深く感謝を申し上げます。

さて、施設園芸とは、温室やビニールハウス等を用いて、天災や気候に左右されずに農作物の生産を行うことを言います。当社は我が国の施設園芸の黎明期より、独自の特許製品であるシート止め材「ビニペット」を開発し、今日まで施設園芸を陰ながら支えてきたと自負しております。今までに無い、他社には真似のできない付加価値の高い製品開発を心がけ、生産者の皆様に次々と新製品をお届けしてきました。

昨今の農業生産環境を鑑み、施設園芸の世界では今後ますます自動化と施設の高耐久化が進むことが予想されます。いかに生産者の方々の労力を減らし、安定して農作物を生産して頂くかが今後の鍵となります。

創立55周年は到達点ではなく、創立100周年へ向けた通過点です。現状に安住することなく、未来への創造と挑戦を続けていかなければなりません。

我が国の安定した食料生産を支えるべく、生産者様への変わらぬ熱い思いを貫き、生産者様の声に無心に耳を傾けて、その声に応えていくことからしか、真の創造は生まれません。

施設園芸の未来を切り拓くための創造と挑戦に、社員ともども全力を尽くしていく所存でございますので、今後とも倍旧のご厚情、ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長
弘田 哲也